アイドルマスターとラジオとの関係性について

この記事は やきゅべんと Advent Calendar 2017の3日目の記事です。 by bitconnect

 

はじめましての方ははじめまして。ご存知の方はお疲れ様です。imastodonに在住しておりますbitconnectと申します。やきゅべんと3日目でございます。昨日はアイマストドンと宮城県の話をきぞく0世さんが投稿されました。早坂美玲さんの6thアニバアイプロでの表情、ぶっちゃけ非常に気になっております。さて、担当変わりまして3日目は「アイドルマスターとラジオとの関係性について」というタイトルで私、bitconnectが1本寄稿させていただきたく駄文を書かせていただきます。

アイマスとラジオは非常に親和性のあるコンテンツで、お互いが関係し合うことでコンテンツの価値が大きく上がる事例も多くありました。またパーソナリティ個人のキャラクターがドンドン深まっていく展開もありました。今回は過去、現在のアイマス関連番組を紐解きながらアイマス関連番組の展開を振り返ってみようと思います。

 

アイマス関連番組…の前に。

ラジオの話をしようとしているのに、その前に語らなければならない番組が存在します。ラジオですらありません。映像配信サービスとしてかつて存在したitv24.comで放送されていた「PreStar」という番組です。出演者は中村繪里子さんと今井麻美さん、アイマスのど真ん中の2人になる方々でした。放送時期は2004年5月から2006年2月。アーケード版アイマスリリースまでの間、中の人が出演する番組としての役割を一部とはいえ担う番組として機能していました。なにせ、リリース直後に2人に加えて下田麻美さん、若林直美さんを迎えてのミニライブまで放送したのですから。

さて、この番組は終了してかなりの時間が経ちますが、後にアイマスに大きな影響を及ぼしました。ご存知ゆうパック事件の震源地がこの番組であり、そしてアニマス15話のあいぱっく事件に繋がっていくわけです。当時の映像を見返すと(ニコ動に大量のアーカイブが上がっている)、その当時からアイマス関係者が視聴者として参加していたことが伺えます。そしてアニメ15話終了後にアニメプロデューサーの鳥羽氏から「あのシーンを入れたかった」との発言が出ています(アイマスタジオ第29回)。以上のことから、この番組を事実上最初のアイマス関連番組として見る方もいます。

 

ラジオで歌う、中の人。

アイマスのリリースから9ヶ月後。ラジオ大阪で「THE IDOLM@STER RADIO」が始まります。出演は今井麻美さんとたかはし智秋さん。今も続く「THE IDOLM@STER STATION!!!」の系譜の原点に当たる番組ですね。この番組の一番大きな要素としては、やはり歌姫楽園の存在が大きいですね。アイレディ時代の2名は「歌える」ということを重視されたキャスティングだったため、番組内ではほぼ毎週色んな曲のカバーが歌われていました。これは実質ラジオ番組内でのプロデュース活動というコーナーなのですが、コレが拡大したものがMASTER ARTISTシリーズのカバー曲プロデュースになるのではないでしょうか。このコーナーはその後のアイステにも引き継がれ、同じ日本コロムビア提供の「CINDERELLA PARTY!」においても歌姫楽園Side-Cとして行われるようになるわけです。

その一方で特徴的なのはアイドル担当声優以外にもスタッフ陣、作曲陣が多く出演した点が上げられます。演者以外にもスタッフが直接プレイヤーに話をすることで、作品世界が深まったというのもありますが、その副産物として坂上陽三さん(総合プロデューサー)、中川浩二さん(現サウンドプロデューサー)などの後に「アイマスで有名なおじさんたち」になる人達が出てきていたわけです。アイマス世界的にはアーケードからXbox360、そしてSPへと繋がる時間であったTHE IDOLM@STER RADIOの時代は、演者と制作の中の人がラジオを通じて発信する時代の始まりでもあったわけですね。

 

ラジオで深めるトーク力。

animate.tvで配信されていた「ラジオdeアイマSHOW!」からの一連の番組は、アイレディとは異なる番組構成でした。番組内ユニットとなったメンバー同士の掛け合いが主で、例えば中村繪里子さんの黒発言だったり(最初期はたかはし智秋さんから黒姫と呼ばれていた)、今井麻美さんの高槻やよいさんびいきだったり、いわゆる中の人に対する理解が深められていく番組となりました。

番組タイトルが変わるごとに出演者は変わっていき、「アイドルマスター P.S.プロデューサー」においては長谷川明子さん、「ラジオdeアイマCHU!!」では下田麻美さんが参加することになります。アイマス関連番組においてはそれぞれ初レギュラーとなりました。animate.tvのラインは、後々から見ると若手陣、新規参入陣のトーク練習場としても作用したのかもしれません。

同じような傾向は「THE IDOLM@STER STATION!!!」にも見ることが出来るかもしれません。アイレディ終了後に沼倉愛美さん、原由実さんを投入、その後今井麻美さんと交代で浅倉杏美さんをレギュラーとして投入したのがこの番組でした。中の人としてのキャラクターの深堀りと、アイマスファミリーの一員として認知させるには余りある結果を示していると言えるでしょう。

 

新しいアイマスとの出会い。

アイマスはアニメ化を超えて新しい動きが加速していきました。シンデレラガールズ、ミリオンライブ、SideMという3媒体が稼働し、それぞれのラジオもまた動き出しました。

デレラジ」はアイステ同様にラジオ経験のなかった福原綾香さん、佳村はるかさんをレギュラーに投入しつつ、アニメ化の際にはニコニコでのアニメの再配信に続いて放送することでわかりやすく感想を言い合う場としても機能していたように思えます。メインパーソナリティ交代制、そして大橋さん、福原さん、佳村さんの実質番組卒業後はあまり絡むことの少なかった演者同士の初対面の場として見ても、いつもの面々の安定感あるラジオとして見ても、面白みのある展開となっているのではないでしょうか。

ラジオでの初絡みの路線を更に推し進めたのが「アイドルマスター ミリオンラジオ!」の期間限定企画「ミリラジ まえのり!!」でしょうか。ミリオンのラジオとして2週に1回メンバーの変わる構成は、ライブに向けてのカウントダウンとして機能していたのが印象的でした。またミリラジは放送自体がミリオンサービススタートとほぼ同時だったため、初期にミニドラマコーナーが含まれていたことも、今見るとなかなか思う所があるかもしれません。アーカイブとか出るといいのに。

SideMのラジオ、「315プロNight!」は他の番組と違ってSideMのユニット路線を踏襲したパーソナリティ交代制をとっていた。短期間ではなく3ヶ月での交代だったため、どっしりと腰を据えた番組展開が出来ているように感じましたね。現在はドラスタの進行、収録番組ながらアニメを追いかけながら、3人の個性が際立ち始めている印象ですね。男子校の放課後感がいままでのアイマスラジオに新しい風を吹き込んでる感じがします。

 

アイマスラジオのど真ん中だった。

そうして3媒体が動き出す少し前、アニマス放送開始とほぼ同時に始まったのが「アイマスタジオ」。中村、今井両氏をメインに据えたアニメ企画に合わせた番組だったけど、いつしかアイマス全体を見るアイマス世界のハブになる番組として動き始めました。この2人のレギュラーでのアイマスラジオは「Radio For You!」以来、2人きりの番組は冒頭の「Prestar」以来になりました。

アイマスのど真ん中の2人になった中村、今井両氏の掛け合いの安定感はさることながら、はっちゃけた時の勢いの爆発力は流石だなぁと聞いてて思わされました。だって、中村繪里子と今井麻美のラジオだぜ?10年続いたコンテンツのど真ん中にいる人間だぜ?面白くないわけがないぜ?という話です。

そんな中に765ASだけじゃなく、シンデレラやミリオンのキャストもゲストにやってくると、そこはアイマスラジオのど真ん中になるわけです。普段聞けない掛け合いもそうですが、コンテンツのセンター中村さんと、コンテンツ最初期からの演者兼ファンの今井さんの意見や思いを聞くことが出来る貴重な場として動くことも多くありました。それは視聴者からのメールでも同じことで、中村さんが765ASのセンターというよりは、アイマス全体(sideM、876、961すらも含めた)を代表した意見を中村繪里子として語り始めたのもこのラジオの頃からでしょうか(ハッキリとした時間軸はいまいちつかめてません、申し訳ないです)。

また、この番組にゲストで訪れた青木瑠璃子さん、原紗友里さんのトークに「2人でラジオ、いけんじゃない?」と発言したことが、現在のデレパの元になったとも言われています。

16年に番組は終わってしまったのですが、個人的にはこのようなコンテンツの中心を据えるような番組はあったほうがいいんじゃないかなぁってまだ思ってます。

 

まとめとして。

さて、ザーッと色々な番組を振り返ってみましたけど、アイマス関係ラジオ番組はやっぱりコンテンツの柱として重要な位置にあるんだなぁというのが実感できます。大きな発表ごとがライブ会場やニコ生という別媒体に移動しても、それだけでは掬いきれない演者の方々のキャラクターや制作裏話、そしていくつかのネタの元。それらがラジオから生まれていったということが、アイマス世界とラジオという媒体を切り離すことの出来ない関係にしているのかなと思えます。

私はラジオ好きというかラジオバカなので、アイマス系ラジオがドンドン続いていけばいいなと思うし、出来ることなら増えていけばいいと思います。えぇ、いっぱい聞くものが増えてきて聞くだけでも大変なんですけどね。

 

やきゅべんと4日目はさみどりさんです。グッズのレビュー記事とのことです。よろしくおねがいしまー。

 

追記:一番最初に喋ったのは。

(追記日時 12/7)

公式外だが一番最初にアイマス的な番組と認識されたPreStarでしたが、公式が全然何もしていなかったというわけではないのです。2005年3月11日に更新された公式ブログにて、とある記事が更新されました。アイマスアーケード版正式稼働前に行われたユーザーによる試遊、いわゆるロケテスト。その場で行われたアンケートで、アイマス史上初の人気投票が行われたそうで、1位を萩原雪歩さんが獲得されたそうです。

で、そのご褒美というかなんというか、特別企画として行われたのが「萩原雪歩特番」の公開。実はその公開ページ、まだ生きておりまして、音声もしっかり聞くことが出来る状態です。喋ってるのは当然萩原雪歩さん(初代雪歩役、長谷優里奈さん(旧芸名 落合祐里香さん))なのですが、その相方にディレ1こと石原さんが付いているという今の構成だと聞くことが出来ない内容となっています。というか、ラジオ番組収録という体のミニドラマなんですけどね。

公式のラジオで全編がキャラクターを演じながら喋る番組というのはこのあとにも度々登場してまして、「WEBラジ☆ショッピングマスター」という番組はXbox360版発売当時にDLC内容を紹介する番組としてキャラクターが出演していた番組。最近ですとモバマス内で第5回総選挙上位者が出演した「シャイニーナンバーズ」もコレに当たるでしょうか。

ただ、コレを明確なラジオ番組としてカテゴライズするかどうかはそれぞれの判断となるでしょう。ミニドラマだという意見もなるほどと思いますしね。

アイドルマスターとラジオとの関係性について」への2件のフィードバック

  1. […] どうも、3日目に続いて8日目にも登場してしまいました、bitconnectです。7日目は2TBさんによるbotのお話でした。imastodonに居座ると誰でもお世話になるUsa_botさんですが、○○○…。そんなタメになるお話のあとをこのような話で繋いでいいのかと考えましたが、今回私個人のお話をさせていただこうと思いました。ハッキリ言ってこれから書き始める所ですが、この記事が面白くなるのかどうか全くわかってません。それでも、たぶん今書き記しておかないとこの時の記憶を無くしてしまいそうな気がするのです。 […]

    いいね

  2. […] どうも、3日目に続いて8日目にも登場してしまいました、bitconnectです。7日目(ナナ日目)は2TBさんによるbotのお話でした。imastodonに居座ると誰でもお世話になるUsa_botさんですが、新たなる機能を実装したというお話。また一層便利になって、皆様のダイマが捗るのでしょうか。 […]

    いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中